#chiroito ’s blog

Java を中心とした趣味の技術について

Oracle Database

Docker Store から Oracle 公式イメージを取得する

米国時間の2017年4月19日に dockercon17 で Oracle 製品の docker イメージが正式にサポートされたと発表されました。 Docker Store には、Oracle WebLogic Server、Oracle JDK、Oracle Databaseなどの Oracle 製品がインストールされたイメージがあります。…

Oracle Application Express 5.1 のインストール

Oracle Application Express (APEX) は、Webブラウザだけでアプリケーションが開発できる無償のツールです。アプリケーション開発者はセキュリティ、認証、データベース連携、入力検証、セッション管理等を気にせず開発できます。作成したアプリケーションは…

Docker Compose で Oracle Database を動かす

Docker 上で Oracle Database のイメージが構築されているものとします。まだ、Docker 上で Oracle Database を構築していない場合にはこちらをご参照ください。 公式 Oracle Database の Docker イメージを構築 - @chiroito ’s blog docker コマンドを使用…

Docker 上に構築した Oracle Database のパスワードを変える

Oracle 公式の Docker イメージで Oracle Database を構築すると docker run した時にパスワードが出力されます。(パスワードは下のZ6koiFT2K8A=) > docker run --name orcl oracle/database:12.1.0.2-ee ORACLE AUTO GENERATED PASSWORD FOR SYS, SYSTEM …

公式 Oracle Database の Docker イメージを構築

Oracle 公式のスクリプトを使用して Oracle Database を Docker 上に構築します。今回は Oracle Database Enterprise Edition 12.1.0.2.0 を構築します。 データベースを構築するまでの手順は次の通りです。 oracle/docker-images の準備 インストールバイナ…

開発環境でもこれだけはやろう -表領域編-

概要 開発環境ではUSERS表領域一択といったように適当になりがちな表領域管理ですが、開発環境で使うスキーマa、スキーマb、スキーマcは表領域A、テスト環境で使うスキーマd、スキーマe、スキーマfは表領域Bと分けておくとバックアップの範囲を絞っ…

DATAPUMPのディレクトリを調べる

概要 データベース・表領域・スキーマ・テーブルという様々な範囲でデータを抽出することのできるData Pumpのファイル作成先フォルダを確認するSQLです。環境Oracle Database 11.2.0.1.0作業SELECT DIRECTORY_PATHFROM dba_directoriesWHERE DIRECTORY_NAME =…

空データか否かによるinsert実行時間の推移

概要 読取元のテーブルからデータを取得、データの加工し、書込み先のテーブルへ書き込む処理の中で、各カラムに保存されているデータがnullか否かにより実行時間にどれくらいの変化があるかカラム数を増加させることにより検証します。実装方法は「単発のin…

insertの投げ方による実行時間のカラム数増加による推移

概要 読取元のテーブルからデータを取得、データの加工し、書込み先のテーブルへ書き込む場合にカラム数を増加させることにより実行時間にどれくらいの変化があるかを検証します。実装方法は「単発のinsertをレコード数繰り返す」、「bulk insert」、「inser…

insertの投げ方による実行時間検証

概要 読取元のテーブルからデータを取得、データの加工し、書込み先のテーブルへ書き込む場合に実装方法にどの様に実行時間が変化するのかを「単発のinsertをレコード数繰り返す」、「bulk insert」、「insert-select」のケースで検証します。 環境 Database…

Oracle Grid Infrastructure -NTPデーモンの設定-

概要 runcluvfy.sh stage -pre crsinstをした時やruncluvfy.sh comp clocksyncでNTPのチェックをした時に出力されるエラーの調査方法とその解決方法です。 NTPデーモンが実行されていない場合はこのようなエラーが出力されます。PRVF-5415 : NTPデーモンが実…

ORA-38029: オブジェクト統計はロックされています

環境Oracle Enterprise Linux 5.5Oracle Database 11.2.0.1.0問題発生SQL Developerでテーブルのデータを大量にロードしたりアンロードしてたら下記のエラーが。ORA-38029: オブジェクト統計はロックされています原因: オブジェクトのオプティマイザ統計情報…

起動時にORA-03113発生:原因はdb_recovery_file_dest_size

概要 Oracle Databaseを起動しようとしたらORA-03113が発生しました。原因はdb_recovery_file_destのサイズがいっぱいになってしまった為です。問題発生から対応までの記録になります。(自宅検証環境のため一部慎重ではない場合があります。まともなDBAはそ…

PRCR-1079:リソースora.orcl.dbの起動に失敗しました

OUIでインストールをしていたらエラーが発生PRCR-1079:リソースora.orcl.dbの起動に失敗しました。CRS-2680:'ora.Listener_DB.lsnr'('orcl')のクリーニングに失敗しました。ORA-01031:insufficient privilegesORA-01031:insufficient privilegesCRS-2674…

ADVM+iSCSI

ADVM(ASM Dynamic Volume Manager)で作成したボリュームをiSCSI Enterprise Targetで共有してみます。目標ADVMで作成したボリュームをiSCSIで共有する環境Target側・Oracle Enterprise Linux5.5(Oracle VM上)・Oracle Grid Infrastructure 11.2・ADVMでボリ…

ASMが起動できない

問題発覚ASMが起動できなくなった。[grid@localhost bin]$ ./sqlplus / as sysasmSQL*Plus: Release 11.2.0.1.0 Production on Wed Jan 12 01:15:44 2011Copyright (c) 1982, 2009, Oracle. All rights reserved.Connected to an idle instance.SQL> startup…

ASMの環境移行(シングルノード)

経緯自宅のストレージサーバにはデータ用、VMイメージ用としてそれぞれ2つのディスクをRAID1でミラーリングして使用していましたが、この構成ではディスク全体のI/Oや容量を効率的に利用できていませんでした。容量管理としてLVMなどのボリュームマネージャ…

ACFSの作成

目的:ASMCAを使用して構築済みのASMディスクグループにASMボリューム・ACFSの作成しOSで利用できるようにします。ACFSを利用すると今までDBでしか使うことが出来なかったASMをファイルシステムとして使用することが出来ます。環境:ASMインスタンスが構築済…

スタンドアロン・サーバー用のASMの構築(11.2.0)

目的:冗長性管理とボリューム管理、リバランスによってI/Oの効率化まで行えるASMをスタンドアロン構成で構築します。今回はGrid Infrastructure 11.2.0を使います。(以前までのASMとかなり違います。)環境:Oracle VM上に下記の仮想マシンを作成CPU:1つメ…