#chiroito ’s blog

Java を中心とした趣味の技術について

vncサーバの構築

ウチの自宅サーバは玄関にあるため冬はとても冷えます。
そのため、近くにいなくても接続できるようにVNCサーバを構築してみました。

目的

2つのユーザgridとoracleVNC経由でアクセスできるようにします。

前提

vnc-serverがインストールされている。

VNCサーバの設定

1番をgrid用、2版をoracle用とします。
[root@localhost]vi /etc/sysconfig/vncservers
VNCSERVERS="1:grid 2:oracle"
VNCSERVERARGS[1]="-geometry 1024x768 -nolisten tcp"
VNCSERVERARGS[2]="-geometry 1024x768 -nolisten tcp"

VNCクライアントのパスワード設定

安全のため接続にパスワードを設定します。
[root@localhost]su - grid
[grid@localhost]vncpasswd
Password:
Verify:
[root@localhost]su - oracle
[oracle@localhost]vncpasswd
Password:
Verify:

VNCの起動時の設定

ここまで設定していればvncサーバを起動することにより設定ファイルが作られます。
[root@localhost]/etc/rc.d/init.d/vncserver start
下記のパスに作られるファイルを変更します。
/home/ユーザー名/.vnc/xstartup
下記の1行目と2行目に該当する行をコメントアウトします。
ファイルの最後に下記の3行目の内容を追加します。
#xterm -geometry 80x24+10+10 -ls -title "$VNCDESKTOP Desktop" &
#twm &
exec gnome-session &
/etc/rc.d/init.d/vncserver restart

接続

接続するポートは5900+【VNCサーバの設定で指定した数字】です。
今回の例ではgridユーザは5901、oracleユーザは5902になります。

参考

VNC Server on Fedora 12